須崎市全体で考える

こんにちは!事務局長の大崎です。
今日は事務所前の商店街では【縁日商店街まつり】というイベントを開催中!
 

 
とってもにぎわってますので、ぜひ今日・明日は須崎へ遊びに来てくださいね~。
 
さて、先日のこと。こんな会議がありました。
 

 
須崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進委員会
 
なんともながーい名前の会議ですが(笑)いつからだったか委員をさせていただいていて、移住に関する話や計画について意見を述べてきました。今年度で2期の計画が終了、次年度からは第3期の計画がスタートとのことで、これまでの実績や3期の計画についての議論がなされました。
 
移住についてはおおむね計画通りに進んでいるものの、移住者数の目標に対しては、下回って進捗しているという実績でした。さらには、都市部での相談会の実施においては目標数値の達成が困難、という実績も。(あ、ちゃんと目標達成してるものもありますよ!)ただ、言わせていただきたい!移住相談会の実施なんて、この5年でコロナもありオンラインになったりとか、参加回数を減らされたり(予算がつかない)とかで、そもそもの相談会へ行く回数が減っているのです。。。相談会1回当たりの相談者数はそんなに減っていないので、そもそも行く回数の問題やん。。。って一人思っていました(笑)(会議では指摘してません(笑))
 
とはいえ、今日も東京で頑張ってますよ!
 

 
明日は大阪の皆さまのところへ!(差し込み告知でした(笑))
 
で、第3期の計画では、海のまちプロジェクトやスポーツ推進に関することの次に多分力を入れられる【移住定住促進】という感じで、内容は「須崎市を訪れるきっかけになる移住体験ツアー等を実施することで関係人口を創出するとともに、若い世代や女性が求める魅力的な仕事情報を充実させることで受け入れ環境を整備します」とありました。
 
ここで一つ残念だったのが、仕事情報の充実のみで、住まいに関する受け入れ環境整備が記載されていないことでした。これって、空き家調査や空き家バンクの事業には力入れないってこと??私たちは割と一番に住まいに力を入れているのに。。。と思いつつ、仕事も大事だけど、住まいに関する問い合わせも多い現状を見てくれてないのかな。。。と少し残念な気持ちになったのでした。また今度担当課と話をしてみたいと思います。
 
3期の取り組み上での業績目標(KPI)は移住定住に関する相談件数155件!どうしてこの数値になったのかは謎ですが、定住も含めての数値とすることが次期計画での変更点となるようです。
 
という感じで、今回私は移住定住関係の事項にしか触れませんが、移住以外にも農林漁業や商工観光、子育てや暮らしに関わることなど様々な事業が展開され実施されています。それぞれがそれぞれの分野で目標達成に向けて取り組みを行うことはもちろんなのだけど、会議の中でも会長がおっしゃっていた、「ターゲットを決め、そこへ各産業がそのターゲットに向けて何が出来るかを考えてみては」というのに強く共感しました。そうなんです。移住においても、定年を迎えたご夫婦をターゲットにするのか、単身の男性にするのか女性にするのか、はたまた若い子ども連れの家族世帯にするのかでそこへ向けて行うことって違うんです。
 

(私は20後半-30前半の若い子連れの世帯だと思うんですけどね。。。写真はイメージ)
 
計画においてもそこが定まっておらず、でもなんとなく見えているのに、まんべんなくな感じが引っかかるんだろうなと思います。国や県に準じて行う事業は須崎市はちゃんとしています。抜けはほぼ無い気がします。けれど、そこから突出した事業も必要で、例えば子育ての分野で行くと、妊婦検診の交通費助成があるよ、とか、須崎市の保育園は給食費も無料だよ、といったことを発信していくべきかと。そして、二番煎じでも良いから、良い取り組みをしている自治体の真似をしてほしい。。。と思うのでした。
 
いちNPOの事務局長がここでつぶやいても何も変わらないんですけどね!自分の考えもまとめる上でも書いてみました。
 
須崎市全体で考えるこの計画。すべての地域ですべての人が幸せになれる、まちひとしごとの計画になっていけばなと思います!2月には市民の皆さんの意見も集める「パブリックコメント」の募集もあるようですので、その際は皆さんもぜひ計画に目を通して、思うことを意見してみてくださいね!!私も微力ながら頑張ります!!