空き家相談会のご案内【2月23日開催】

こんにちは!事務局長の大崎です!ひやいですね~。昨日の雪がまだ残っていて、今朝は子どもたちがまだ雪で遊べる~♪と嬉しそうでした(^^)雪を見ればひやいひやいこわいこわいと言っているので、昨晩一緒にお風呂に入った長女からは「大人はなんで冬が嫌いなが?」と言われてしまいました(笑)嫌いではないんだけどね。。。夏は暑いし冬は寒い、言いたいだけなのかも(笑)
 
さて、そんな寒空の中、今年度当団体が委託を受けて調査している【吾桑地区】の空き家調査が佳境を迎えようとしています。昨年度実施したワークショップにて吾桑地区住民の方々から得た情報を基に調査しているもので、50数件の情報が上がってきてました。
 
私たちの調査では、
現地を見に行く

住んだり手入れしている状況かどうかを確認

明らかに空き家のものは法務局で所有者調査

所有者がわかる場合は当団体から活用依頼のお手紙送付

明らかに古い登記で所有者不明、所有者住所が空き家の住所のままの場合は須崎市役所へ依頼しお手紙送付
 
という形で調査させていただいています。なので、空き家ではないかな??と思われる吾桑地区の物件にはお手紙を送らせていただいていますので、届いた方は、ぜひ資料も見て活用を検討してほしい。。。アンケートも同封しているので、返信してほしい。。。と思っているのですが、これがなかなか返信無く。。。泣
 
ただ、ちらほらとお問合せもいただいて、現在所有者の方へ会いに行ったりといった調査が継続しています。貸すなり売るなりしたいと言ってくれるのはありがたいのですが、登記上にご連絡をくれた方の名前がなく、曾祖父や祖父母の名前が載っており、相続登記ができていない、親御さんが認知症気味でお子さんがどうにかしたいと連絡くれたけれど、相続登記ができておらず、登記上の所有者が亡くなった方のまま。など、相続したあとの手続きができていない物件の多さにびっくりします。
 
しかもです、亡くなった方の戸籍をさかのぼって相続人を探したりしないといけないので専門家に頼むと結構なお金もかかるので、もうそのままにしとくわ、と空き家を放置される方が一定いらっしゃるのです。。。私たちはそういった決断をしてもらうために調査してるんじゃないんですが、こうなると家主の意向優先となるので、どうしようもなく。。。
 
これを打開するための策はまだ思いついていませんが、まだまだ相続登記の義務が周知されていないんだな~とも感じます。
 

 

 
去年の4月1日以前に相続されている方は、令和9年3月31日までに相続登記手続きが必要です。今やり過ごしても、2年後にバタバタするのか、子ども世代に迷惑をかけるのか、過料を払うのかのいずれかです。いずれにしてもお金はかかるし、放置してもなんのメリットもないのにな~というのが正直な気持ちです。
 
一番は法務局がそれぞれに、相続できてないよ~って通知出してくれたら早いのですが、そうもいかないのもわかるので、今一度皆さん自身で固定資産見直してみませんか??手元に登記簿が無い人は、必ず一度確認して所有者を確認することが必要です。私たち子ども世代にとっても、親の持っている不動産の所在や所有者名の確認をしておくことは必須。そのうち自分たちがそういった手続きをしないといけなくなりますからね。
 
また、実際に相続できてなかった!どうしよう!と思ったり、まだ相続の必要性はないけど空き家になった後のことをどうしようか?、自分の家は貸したり売ったりできるんだろうか?、支援制度とかないのかな?と少しでも思った方は、2月23日に須崎市で空き家相談会を実施しますので、ぜひご参加ください!!
 

 
6月にも1度開催した空き家相談会では16件の相談があり、現在、半数以上が売買や賃貸、解体などをして動いています。放置するのはもったいないですよ!相談会当日は不動産業者や司法書士といった専門家の話も聞けますし、須崎市が運営する空き家バンクのお話や改修補助金などの相談もできますので、ぜひ、ご参加ください!お待ちしています!!
 
****業務のお知らせ****
 
13日(月)は成人の日で祝日のため、翌14日(火)も当団体はお休みとなりますので予めご了承ください。
15日(水)より通常業務です