2024年10月30日高知市かるぽーとにてR6年度KIP定例会を開催しました!
高知県、各市町村の移住や空き家担当の職員さんや民間団体から27名の参加。
ちなみにKIPとはK高知家Ⅰ移住促進Pプロジェクトの略で、高知県への移住者や定住者を増やそう!というプロジェクトです。
今回は株式会社Oriaiの松井 大介さんをお迎えしふるさとワーキングホリデーについて講演をしていただきました。
「ふるさとワーキングホリデー」とは都市に住んでいる人などが一定期間地方に滞在し働いて収入を得ながら地域住民との交流や学びの場を通して地域での暮らしを体感してもらうものです。
人員不足の解消だけでなく、参加された方が地域に移住定住したり、地域おこし協力隊として活躍されたりする例もあるとのことで、関心が高まるお話でした!
高知県ですでにワーキングホリデーに取り組んでいる馬路村、四万十町から事例報告。
馬路村ではゆずの収穫、馬路温泉でのお仕事、子ども教室の見守り員など、四万十町では受け入れ農家さんでの作業のお仕事でワーホリを受け入れているそうです。
併せて宿泊場所や送迎など様々な課題も提起してくださり、参加者の皆様に知っていただくいい機会となりました。
その後はワークショップ。
わが町でのふるさとワーキングホリデーの企画を考えます。
まず活動している地域の「ヒト」「モノ」「コト」など自慢したい、知ってもらいたいコンテンツを書き出していきます。
そして更に!
そのコンテンツを伝いたいターゲットと「刺さる」キャッチコピーを考え、
二週間のスケジュールに落とし込みます。
皆さん「う~ん」「難しい~」と頭をひねっております。
ガンバレ大﨑事務局長!
皆さんが考えたワーホリ企画の発表では
「地域で観光ガイドをしてもらう」「日曜市に出店しているおばあちゃんの家で農業体験と販売体験」「海のまちで漁業体験」などが提案されました。
ただ単にお仕事を用意するだけではなく
町の事を知り
その町にしかない魅力や
何を知ってもらいたいか
という事をまず考え、
来てほしいターゲットを決める
「逆算的な考え方」
をすることが本当の意味でその町でしかできない魅力あるふるさとワーキングホリデーを作り出せる、というお話が印象的でした。
いかに
「向こう側のヒト(旅行者)」を
「こちら側(地元住民)」
にさせるか、という事がポイント!
そのためにはセレンディピティ(偶発的)な出会いの中で様々なコンテンツをいかに当てはめることができるか、という「こちら側」の引き出しの多さもワーホリ成功への道のように思いました。
松井さん、参加者の皆様お疲れさまでした!
次回は12月に第3回の定例会を予定しています!