白い建物が明るく親しみやすい印象の『たきぐち薬局』さんを訪ねました。
 

 
たきぐち薬局の代表を務める瀧口社長は、愛媛県愛南町出身の移住者さんです。大学進学と同時に関西に出られて、お仕事のご縁をきっかけに15年ほど前に高知県にいらしたとのこと。もともと薬剤師としてお仕事をされていましたが、以前から独立してお仕事をしたいと考えていたそうです。
 
そんな時に、日ごろから交流のあるドクターからお話をいただき、現在の『たきぐち薬局』を開局することになりました。
 
瀧口社長のお話を聴いていると、人との出会いやご縁が人生のチャンスにとって、とっても大切なものだということを強く感じます。
 
ところで、高知県と愛媛県、近いからそんなに違いもないんじゃないのと思った方も多いんじゃないでしょうか。
 
私もそう思っていたのですが、四国4県（高知県、愛媛県、香川県、徳島県）はそれぞれ個性があるようで、四国の地域雑誌でも四国4県の違いをテーマにした特集が組まれていたりします。
 
瀧口社長曰く、愛媛県人はコツコツ型で温厚、高知県人は豪快で面倒見が良く、裏表がないんだとか。確かに、私も今まで出会った高知県人は大なり小なりそんな方が多いような気がします。
 
瀧口社長に須崎について聞いてみたところ、
 
・食べ物がおいしい
・高知市まで近い
・娯楽は少ないが、自然が多く、アウトドアが好きな人にはもってこいの環境
・程よくお店などもあり、生活がしやすく暮らしやすい
 
と、たくさんの須崎の魅力を挙げてくださいました。
 
その中でも、特にお話しされていたのが、“須崎は人とのつながりを大切にする土地柄”だということです。
 
瀧口社長は現在、「須崎青年会議所」や須崎人が大好きなうつぼ料理のブランド化による人口増加など新たなチャンスの創造を目的とした「うつぼ学会」に属して、須崎のまちを元気にする活動もされています。
 
瀧口社長自身も多くの方に支えられて今があるとお話しされていましたが、須崎での人とのつながりを大切にするためにも、“なるべく人からの頼まれごとは無下に断らず、まずはやってみる”ということを心がけているそうです。
 
そうすることで、周りの人々とのつながりを持て、周りからも信頼してもらえると話されていました。
 
やっぱり人は一人じゃ生きていけませんからね。瀧口社長ご自身の体験を通しての言葉に、人は支え合って生きているんだな～と改めて実感したのでした。
 
そうそう、高知県でのお付き合いはやっぱりお酒が欠かせないってイメージありますよね。
 
私も移住者さんのご相談を受けていると、お酒が飲めないけど大丈夫ですか？と聞かれることがたまにあります。
 
そのことについても瀧口社長に聞いてみましたが、「全然問題ありません」とのお返事が返ってきました。
 
ということで、お酒が飲めないことで高知への移住を足踏みされていたみなさん、ご心配せずにいらしてくださいね(^^)
 
この日は、たきぐち薬局さんの待合いスペースでお話を伺っていたのですが、開放感がある大きな窓や観葉植物に囲まれて、すごくリラックスした気分でお話しさせていただきました。
 
 
 
薬局でこんなに大きな窓を設けているところはあまりないそうですが、瀧口社長には、地域の方が入りやすく開放感のある場所にしたいという想いがあったそうです。
 
お話しさせていただいている間も、来店される方に瀧口社長やスタッフのみなさんがお声をかけているのがとても印象的でした。
 
店内も明るく清潔感があって、とても過ごしやすい雰囲気です。
 
 
 
薬局って処方箋を受け取るだけの場所と思いがちですが、たきぐち薬局さんでは、来た方のニーズに応えることはもちろん、忙しい時でもお薬を渡すだけではなく、お一人おひとりとコミュニケーションを取る事を心がけているそうです。
 
時には、お客さまのご自宅まで行って飲み方を確認されたり、いかにお客さまがストレスなくお薬を飲めるかといった工夫を凝らしているんだとか。
 
確かに、お薬を飲んでいて、ちょっとした疑問や飲みづらくて飲むのを止めてしまうことってありますよね。
 
でも、「こんなこと聞いちゃっていいのかな」って思ったりしてうやむやなままになってるってこと、ありますよね。
 
たきぐち薬局さんは、瀧口社長の「信頼されるまちのおくすりやさんでありたい」という気持ちが、スタッフさんの笑顔だったり、明るい挨拶だったり、丁寧な説明のひとつひとつに表れてるんですね。
 
最後に、瀧口社長に須崎への移住を考えている方へのメッセージを伺ったところ、「須崎はがっつり入ってきたらがっつり迎え入れてくれる懐の深い土地柄です。頼って頼って頼りまくったら応えてくれる場所ですよ」と、ご自身も周りの方を大切になさっているからこその言葉をいただきました。
 
そして、たきぐち薬局さんのマスコット、「たきうそくん」とのツーショットをパチリ。
 

 
瀧口社長、スタッフのみなさん、お忙しい中どうもありがとうございました。
 
たきぐち薬局さんの詳細はこちら⇒たきぐち薬局ホームページ