KIP定例会@佐川町を開催しました!

こんにちは。事務局長の大崎です。
昨日は1日事務所をお休みさせていただき、職員皆でKIPの定例会に行ってきました。(KIPとは、高知家移住促進プロジェクトの略で、県内の移住相談員や行政職員で一丸となって高知移住を支援しようと設立された団体です。こうやって定期的に会を行い、勉強したり、情報共有したりしています)
 

 
会場は佐川町にある、こんなきれいな小川が流れる場所にある「集落活動センターたいこ岩」さん。
 

 
なぜたいこ岩?と集活センターの方に聞くと、この赤い旗の立っている岩が”たいこ岩”と言われ、この岩の上で飛ぶと太鼓の音がすると言われているからとのこと。
なぁるほど。うちのスタッフがやってみましたが、鳴らなかったとのことでしたww
 

 
この会場では、佐川町の移住の取組みや地域おこし協力隊について、さかわ発明ラボの取組についてお話を伺いました。これまで佐川町の取組みは、”協力隊にすごく力を入れている”というイメージで、こうやって具体的に話を聞くのは初めてだったので、とても興味深く聞かせていただきました。
 
移住者数はそれほど多いわけではないものの、移住してきた人たちの定住率の高さは県内でも高い方かもしれません。それってきっと暮らしやすさが連動していますね。協力隊として移住する方も多い地域で、その後をきちんと考えることができる若者が集まってきている印象でした。
 
その後は、実際に発明ラボの見学に。
 

 
佐川町役場の川向にある元々歯科医院だったところを改修して発明ラボは運営されています。
 

 
いろいろなモノづくりが出来そうな空間なのですが、
 

 
個人じゃなかなか買えなさそうな大型の機械も導入していて、何か作りたい欲が出てくる場所でした♪
 

 
現在は、小中学生の子どもたちに向けた教育の事業も行っていて、とても羨ましい事業ばかりでした。きっとこんな教育や体験を通して、佐川の子どもたちは大きく羽ばたくんだろうなと思います。
 

 
昼食は、たいこ岩に戻り、ピザ焼き体験。生地を伸ばして~・・・
 

 
具を載せて。
 

 
学生さんと作ったという窯に入れます!!焼き時間は3分ほど。ぷっくりと生地が膨らんで、美味しそうになりました!
 

 
じゃじゃんっっ!見た目のごとく、とても美味しかったです♪前日から準備したという生地はモチモチだし、トマトソースだけではなく味噌ソースも用意してくれてて、ハーフ&ハーフにもちろんしたくなる。
それでもって、須崎のジビエも具材として取り入れてくれているらしく(私たちの時間にはもう無かった…)、しっかり体験プログラムとして構築されていて素晴らしかったです♪
 

 
昼食後は会場を移し、「集落活動センターあおぞら」さんで自伐型林業についてのお話を伺いました。あおぞらさんは斗賀野にある集落活動センターで、近くに小学校があるのか、夕方頃には子どもたちが周辺にわらわらと居て、なんだか賑やかな集活センターでした。
 
自伐型林業のお話では、大型の林業との違いや仕組み、経営などについて、とても興味深い話を聞かせていただきました。お話をいただいた方はなんと以前暮らすさきの空き家トンカンにも来てくださっていた方で、現在のご活躍の様子を知って、とてもうれしかったです。
 
講演終了後は、希望者のみ実際に自伐林業を行う場所を見せてもらいました。
 

 
道幅は2トントラックが入れる程度。
 

 
まだこれから何十年もかけて整備していく山だそうですが、これからの変化が楽しみです。実際、自伐型林業ってどうなの?と思っていましたが、やはり専業ではなく複業でやっていく方が多くいらっしゃり、時間をかけつつ、丁寧に山づくりをしていく様子を知ることができ、今とても関心の高い”なりわい”というものに近いのだなと感じたことでした。
 
協力隊の制度も移住を検討する上では、とても理想的な移住スタイルだと思います。仕事があって、とりあえずの住まいがあって。地域で暮らし、その土地を知るためには十分な3年間があります。そこで定着するかしないかは自分次第ですが、【本気】で来る人は定着率も高いような気がします。
 
きっかけは人それぞれですが、うまくマッチする人が増えるといいなと思います!
 
須崎市でもR3年4月~の協力隊募集中です!→須崎市協力隊募集