今年最後のKIP定例会!

 
こんにちは~!
井上です(・ω・)/
 
先日、今年度最後のKIP定例会が大月町で開催されたので行ってきました!
大月町は須崎市からは車で2時間ちょっとの場所です。
須崎~四万十町間、中村~宿毛間で無料の高速が延伸しているので、昔から比べる早く行くことができます!

 
午前中は大月町へ移住された方のところへ訪問させていただきました!
まずは備長炭を作っている「大月町備長炭生産組合」を訪問させていただきました。
現在、大月町内には備長炭を作っている炉があり10基あり、1人1基を使っているそうです。
今回はその一基を見学させていただきました!

 
備長炭になる原木を10t入れて、1tの備長炭にしかならないというから驚きです!
 
一つの釜で20日間くらいかけて備長炭を作るそうで、一度備長炭を作り始めると釜を休ませずに動かし続けないといけないそうで、休みなどは取りづらいとのことでした。
ですが、その分やりがいもある仕事とのことで、真剣に取り組まれていました!
 
作業場もちょこっと拝見!
できあがった備長炭はずっしりと重く、備長炭同士を叩くととてもいい音が響いていました♪



 
他にも、作りかけの炭窯も見せていただきました!
この炭窯は「黒炭」を焼くための釜だそうですが、この釜を作れる人がもう少なくなっているとのこと。
途絶えてしまわないように、組合の方が協力して作っているそうです。

 
出来上がれば、竹炭やほかの炭を焼くようになるとのこと!
この炭窯づくりにも移住者の方が関わっているとのことで、今後仕事の一つになればとお話をされていました~!
 
 
次に訪問させていただいたのは昨年から新規就農されている移住者のいちご農家さん!
ハウス見学をさせていただきました~!

 
令和元年に大阪から農業がしたくて移住されたとのこと。
いちごの勉強をできるのが宿毛市だったそうで、2年間勉強され昨年9月に独立。
今年が初めての収穫だそうです🍓
この施設も元は空きハウスだったそうで、就農するなら住んでいる地域でという強い思いがあり、県や町の協力もあり新規就農にたどり着いたそうです!

 
今回は朝獲れいちごの販売もしてくれました!
1パック500円という安さに、1ケース買って帰る方もいらっしゃいました😆
帰ってから食べましたが、程よい甘味と酸味がとても美味しかったです🍓

 
 
午後からは登別市観光交流センターの白川勝信さんをお招きした講演会が開催されました。

 
広島県北部の町で「芸北せどやま再生事業」にも携わられていた白川さん。
里山を資源として活用し、そこに住む住民はもちろん、そこに住む小学生・中学生にも里山が資源であることを学びを通じて教える活動をされていました。
この取り組みがとても面白くて…!
聞いているこっちがとてもワクワクしてしまいました!✨
 
ブログで説明するのは少し難しいので、ご興味ある方は「芸北せどやま再生事業」で検索してみてください!
(地域通貨「せどやま券」で地域の経済に貢献したりとこの事業の中でいろいろなことをされていました♪)
 
今年度のKIPは終了しましたが、来年度もいろいろと学んでいけたらと思います!!