まち・ひと・しごと

 
こんにちは。事務局長の大崎です!
11月に入りましたね。朝晩の冷え込みと日中の暑さで寒暖差アレルギーっぽくなりましたが、すぐに良くなりました(笑)
ただの鼻炎だったのかもしれません。。。
 
さて、先月の話。
須崎市の「まち・ひと・しごと創生総合戦略推進委員会」といのがあり、委員をさせていただいているので出席してきました。
これは、国や県が策定している総合戦略を踏まえて須崎市でも雇用の創出や地域の活性化につなげるための指針を作ろうと<須崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略>が策定されていて、この戦略に基づいて「未来へつなぐ元気創造のまち」づくりを目指しています。
 
市民の大半が知らないであろう、この戦略。。。
確かに日常生活を送る中ではあまり身近に感じるものではないですよね。
私も委員にならなきゃ、知らないことが多かったと思います。
 
そして、委員をさせていただいている今でもわからないことは多いです。。。(笑)ですが、そんな中でも自分たちの活動や市民の方々から聞く意見を反映出来ればと意見を述べさせてもらっています。
 
この戦略の中には【須崎への新しい人の流れを作る】という基本目標のもと、移住促進の取組が掲載されています。
1次産業や観光、子育て、教育、福祉分野と混じって、移住の分野も戦略を持って実施されているのです。
 
ですが、その具体的な取り組みは、
●須崎市の情報を発信して須崎市に対する認知度と好感度の向上
●居住や仕事の情報提供と不安解消サポートなどの移住に向けた支援
●交流の機会や移住のフォローを通して安心して須崎に住み続けてもらう取り組み
となっています。
 
そんな中で私たちは須崎市から委託を受けて移住相談を受けたり、紹介をしたり、空き家調査をしたりと様々な取り組みを行っています。
 
今回の会では前年度の取組みの評価とこれからどうしていくべきかなどを意見交換。
その中で委員の中からたくさん移住に関する意見も出ました。
○雇用を生み出すことも良いが、廃業を食い止める、減らすことも検討してみては
○政策を総合的にやっていくべき
○学生に向けて発信すれば
○地元のサークルや子育てママの集まり、魚屋の多さなど、小さな魅力を発信してみては
など、意見は様々でした。
 
その中で、事業者同士や行政との【連携】が課題であることも浮き彫りになりました。委員同士では連携していこう、と言ってもなかなか担当者レベルではうまく連携できていないという事実もあるので、今後その辺を改善していければと思います。
 
そして、今私の中や周りの人たちとも話をしていて思うのは、圧倒的に子どもが生まれていない事実。
年間300人ほどの人が亡くなり、逆に生まれてくるのは100人程度。年間200人が自然に減っているのです。それを考えると、移住促進ですぐに人を増やすことも大事ですが、この子どもの数を増やしていかないといけないのではと思います。晩婚化が進み、子どもがなかなか出来にくい事実もあると思います。
 
頑張っているけど子どもが出来ないという若い夫婦もいると思います。結婚願望だってあるのに良い相手が見つからない人もたくさんいると思います。そういった、人たちが前に進めるような施策が本当に必要だよな~と思うのでした。
 
結婚して子ども作れって、今はそんな時代じゃないですが、一人でも多くそんなことを考え行動してくれる人がいればいいなぁと思います。そして、子どもを作るだけではない、町の活性化のための策を考えてくれる人が増えればと思います。