10年前の須崎

こんにちは。事務局長の大崎です!延び延びになってる事務所移転ですが、今日、ようやっとその移転先の様子を見に行ってきました。6月には入れるようになるのかな・・・でも入る前にやらないといけないことがたくさんありそうです・・・。また、追って告知もしたいと思いますので(笑)、手伝ってくれる人大募集!!ご協力よろしくお願いします(^^)/
 
さて、梅雨入りを前に衣替えもして・・・と自宅を清掃していると、本棚にカビ!!
げげげ!今年はなんだか早いな!ってことで、しばらく触ってなかった本棚を整理していると、こんな資料が出てきました。
 

 
須崎にカワウソがいたっていう資料やら、須崎市の文化財一覧、須崎における龍馬の足跡といった資料などなど。確か私が須崎で働き始めたときに須崎のことを知りたいと思って図書館等で漁っていた資料です。
 
その中にこんなのが。
 

 
「須崎市住宅マスタープラン”須崎市ホープ計画”」です。
 
ホープ計画というのは住宅マスタープランともいわれるようで、平成6年から平成9年にかけて行われた、地域の特性を生かしたまちづくりの計画だそう。その中に、地域住民で町歩きをして「まちの点検」というグループワークをした記録が残っていて、
 

 
↑当時(平成9年)の須崎の市街地の「まちの良くないところ、改善点」のMAPがあったり、
 

 
↑課題や良いところを踏まえて、こんな街になったらいいな、という「まちの将来像」を描いたMAPなんかが掲載されていました。
 
●美術館を作りたい
●城山を花いっぱいの公園に
●観光市場を開設したい
●須崎小学校の赤レンガ塀を残したい
 
といったアイデアなどが出ていました。中には、すでに実現されている事柄もあって、
 
●シンボルロードの歩道に花を植える
●商店街は明るく歩きやすく
●城山公園に避難道整備してほしい
 
など。
 
見ていてとても面白かったです。こんな風に須崎の街をよりよくしたいと思っているのは今も昔も変わらないのだなと。それでもって、何一つ進んでいない話があるのは何故なんだろうと・・・。きっと想いの継承が行われてないですよね。だから、自分たちも気を付けないとと思いました。自分たち世代が町のためにと思い動いても7、下の世代に引き継がれ、想いに共感してくれないと、何一つ続いていかないと。
 
さらにこんな資料も。
 

 
暮らすさきの事務所のある桐間地区の土地区画整理事業の計画書です。
 

 
実は、私、大学時代に建築を専攻していて、卒論のテーマはこの桐間地区の居住環境開発(まちづくり)でした。ここ桐間になーんにもない頃、自転車で調査をしたのを覚えています。
 

 
高速道路延伸に伴い、道路ができて田畑だったエリアは商業&住宅地となりました。
須崎市が思い描いていたまちづくりができているのかは分かりませんが、私的には理想の街にはならなかったなぁ(笑)と須崎戻ってきて思ったのを覚えています。そんな中でもこうやって事務所をここ桐間に置かせてもらってるというのもなんだか因縁があるなぁと思いつつ。
 
こうやって10年以上も前の資料が出てきたことによって、私の中のまちづくりや須崎がこうなったら良いなと思うココロの種は、今も昔も変わってないな~とちょっとホッとするのでした。
 
これからの10年もきっともっと大事。暮らすさきはこれからも須崎のまちを良くするために邁進したいと思いますのでよろしくお願いします!!
 
金銭的応援も大歓迎です!!(笑)よろしくお願いします!!
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