『ACTすさき』のメンバーの一人として活動している、竹村寿美さんを訪ねました。
（『ACTすさき』の取材内容はこちらから→『ACTすさき』）
 

 
竹村さんは『花子ファーム』と言う名前で農業や農家レストランをされています。
色んなことに挑戦し、須崎の魅力を全国に発信しようと日々奮闘していらしゃいます。
 
竹村さんご自身も以前は東京に住んでおり、須崎へUターンされてきた方なんですよ～！
 
『花子ファーム』として活動を始めたのは2012年からだそうです。
花子ファームの仕事としては、主に農業。
この日、伺った時はちょうど「しょうが」の収穫作業を行っておりました。
 

 
このしょうがは「三洲しょうが」というしょうがで、普通のしょうがよりも小さく、辛みもあるそうです！
 
 

 

 
こちらは「金時しょうが」
表面は赤く、こちらも絡みが強いそうです。
このしょうがはACTすさきさんのふるさと納税セットにも入れられているとのことです！
 
 

 
こちらは「大ショウガ」
スーパーなどで流通しているのがこのしょうがだそうです。
 
 
花子ファームさんは不定期で須崎市青木町にある「まちかどギャラリー/旧三浦邸」で農家レストランを開催しています。
何故農家レストランをやろうと思ったのかを尋ねると、
「ミョウガの普及活動もかねて、流通でまわらないものをレストランで提供したいと思ったからです。」と竹村さん。
 
ミョウガは全国生産量1位を誇る、須崎の特産物。
普段は薬味や酢漬け、お味噌汁に入れたりとレパートリーが少ないイメージですが、色んな食べ方を知ってもらいたいと思い始めたんだそうです。
 
私自身も花子ファームさんが開催されているレストランにいきました。
こんなにもミョウガを使って食べれるレシピがあるんだなと驚きでした。
 

 

 

（＊残念ながらこの農家レストランはしばらくお休みするそうです。2017年5月にイタリアンで開催予定とのこと）
 
 
 
農家をやるきっかけについてうかがいました。
「家を購入したときに畑がついてたんですが、それがきっかけです。せっかく畑がついてるし、前からやってみたいなと考えていたので「やってみよう」と思い、始めました。やりたいと言いながら土いじりもしたことなかったんです(笑)　畑は荒地になっていたので夫に手伝ってもらいながら開拓から自分でやりました」
 
笑いながら話してくれた竹村さん。
何もかもが初めてのことだったそうで、見よう見まねではじめたんだそうです。
主な情報収集源はインターネット。
ネットサーフィンをして他の方のブログを読みながら栽培していったそうです。
「色々な情報の中から「これいいな」と思ったものを作ったりして、自分に合う野菜を見つけて作るようになりました。」
 
竹村さんは珍しい野菜の栽培が好きだそうで、あまり見かけない“芽キャベツ”や“黒大根”、“紫ブロッコリー”、その他にもイタリア産の種をネットで購入して作っているそうです。
 

（芽キャベツの写真。茎のポツポツしたところが芽キャベツになるんだとか！）
 
現在、花子ファームでは冒頭でお話した“金時しょうが”や“三洲しょうが”の他にも、“玉ねぎ”や“菜花”などを植えていました。
季節に応じて色々なものを植えているんだそうです。
 

（玉ねぎ。まだまだ植えないといけない苗があるのだとか…）
 

（菜花。収穫時期は1月ごろからとのこと）
 
主な出荷先はスーパーの中で見かける地産地消コーナーや須崎の「すさき道の駅」、高知市にある「とさのさと」だそうです。
 
 
現在、花子ファームさんは更なる事業展開を計画中とのこと。
今後の活躍が楽しみですね！