今回は、須崎で大人気のパン屋さん『ベイクショップ モンブラン』で働く方にインタビューをさせていただきました!
 
●須崎で人気のパン屋「モンブラン」
モンブランは1971年創業のパン屋さん。平成18年に緑町から現在の店舗がある西崎町に移転オープンしました。「焼きたてパンを店内で食べてほしい」という思いもあり、移転する際にカフェスペースも併設されました。
現在、モンブランでは製造・販売スタッフも含め20名ほどの従業員の方がいらっしゃり、日々焼きたてパンを提供しています。
 

 
●19歳、若手従業員!
今回、インタビューを受けていただいた岡本拓巳(おかもと たくみ)さんは現在19歳!(取材当時)
モンブランのホールスタッフとしてパンの販売やカフェスペースでの提供に従事しています。
 
岡本さんの仕事はお店のオープンと同時に始まります。
「朝は7:00にカフェスペースがオープンするので、レジでお客様の販売対応をしながらカフェで提供するコーヒーの準備やモーニングの準備をしてオープンに備えています。そのあとも、レジの対応・カフェでの提供もやりつつ、忙しいときは厨房に入って焼きあがったパンの陳列の準備なども手伝っています。」
 

 
現在、モンブランで提供されているパンはなんと100種類!
お客様に焼きたてのパンを提供したいというお店のこだわりもあり、1回に焼く量を少なくして、いつでも焼きたてのパンが食べれるよう店頭に並べているそうです。
 

 
「パンの種類がとても多いので、値段を覚えるのが大変でした(笑)値段を覚えるのに2か月ほどかかりました…(笑)」と岡本さん。
 
そんな岡本さんにオススメの商品も聞いてみました!
「一番好きなパンは『たけのこパン』ですね。一番人気の商品なんですけど、一度食べたらやみつきになりました。高知名物の『ぼうしぱん』もオススメです。あと、カフェスペースではモーニングやランチもやっています。平日はご年配の方が多いですが、休日は家族連れや学生の方の来店も多いです。提供商品のなかでも、パスタランチは女性にとても人気です。ですが、僕がオススメしたいのは『カレー』です!人気商品の『いごっそうカレーパン』でも使用されているカレーで、お店のお手製カレーなんです。少し辛いんですが、一度食べたらクセになってしまうくらい美味しいので、ぜひ食べていただきたいです!」
 

(人気No.1の『たけのこパン』)
 

(高知名物『ぼうしぱん』)
 

(たけのこパンも一緒に味わえる『いごっごうカレーセット』)
 
●就職のきっかけは友人からの紹介
「実は、定時制の高校に通っています。同級生と差が開くのも嫌で、『違う面で頑張ろう!』と思いこの道へ進みました。最初はスーパーの裏方で勤務をしていたんですが、人と接するのが好きだったので『なんか違うな』と思いスーパーを辞めました。接客業の求人を探していたら、モンブランでアルバイトをしていた友人が『モンブラン、いいところやき来てみいや!』と声をかけてくれたのがきっかけです。働いてみるととてもいいところで、優しいだけでなく、厳しさも教えてくれますし、自分の成長する場所だなと思いました。働く前まで早起きが苦手でしたが、この早起きも僕の中では『挑戦』のひとつだと思っています。ここに就く前から製造業にも興味があって、ここで教わったことは自分の将来に役に立つことだと思っているので、糧としていきたいですね。内心面もまだまだ子どもなので、大人たちと一緒に働いて自分を磨いていけたらいいなと思っています。いつかみんなに頼ってもらえるような存在になりたいです。」
 
仕事の中で一番大変だったことを聞いてみると、
「今は休止しているんですが、セールの期間が一番大変でした(笑)たくさんのお客様に来店していただき、店の中にまで行列ができるほどの盛況なんです。カフェスペースにも多くのお客様に入店していただき、レジ業務もあるので大変ですが、そこもやりがいですね。忙しいと『やるぞ!』という気持ちになります。自分自身、メンタルが弱い部分もあるので、お客様からクレームを言われたときは気落ちしてしまうこともありますが、ほかのお客様から励ましのお言葉をいただいたりもするので、その言葉もバネにしてこれからも頑張っていきたいです。」
 
●パン屋で「どら焼き」?
作ってみたい商品はあるのか聞いてみると、すでに岡本さんが考えた商品が店頭に並んだこともあるそうです!
 

 
「社長に『どら焼き』を作ってみたいと冗談半分で申し出たことがあるんです(笑)最初は『パン屋で和菓子って(笑)』と言われましたが、それでも一回やってみたかったのでお願いしました。一般的な中身だと売れないなと思ったので、いろいろな人の知恵を借りながら中身を考えました。抹茶やマロン、カスタードなど10種類ほど考え、フェアという形で1週間だけ店頭に商品を並べてもらったんですが、人気が出てそこからまた1か月だけ特定の商品だけ並べてもらうことができました。最初の予想では高齢の方が買ってくれると思っていたんですが、若い世代の方も買ってくださって嬉しかったです。また機会をいただくことができれば商品を考えてみたいですね。」
 
●モンブランは第二の家
19歳の岡本さんに、県外へ出たいと思ったことがあるか聞いてみると、
「小さいころに父が料理を作ってくれたりしていて、その後ろ姿に憧れて料理の道へ進みたいと思っていました。一度、料理関係の方で県外に出てみたいと考えたことはありましたが、モンブランに長く居すぎて逆に離れたくなくて(笑)モンブランは『第二の家』のような感覚なんです。でも、いつか料理関係のことを学びに行きたいとは思っています。」
 
どんな料理を学びたいのかを聞いてみると「中華料理」と答えてくれた岡本さん。
「僕自身、辛いのが好きで中華料理を学んでみたいなと思っています。自分が作った『辛い料理』をたくさんの方に提供するのが夢です(笑)」
 
●休日はツーリングをして楽しんでいます!
バイクに乗るのが好きな岡本さんは、休日になるとツーリングをして楽しんでいるそうです。
「ツーリングでは、県外まで遠出してみたり、須崎の街中を軽く走ったりしています。須崎の商店街までバイクで行って、商店街を散策したりするのも好きですね。その日にしか開いていないお店なんかもあって、そういうお店にも入ったりしています。今まで行ったことのないような場所に行ってみると、いろいろな発見があるのでそれがとても楽しいです。須崎の海沿いを走るのは本当に気持ちがいいです。須崎の海は眺めがとてもいいですし、潮の匂いが好きですね。僕のおすすめスポットは『横浪スカイライン』で、道がクネクネ曲がっていて走っていると少し怖いんですが、たどり着いた先が絶景なのでとても感動します。一人で走ることが多いんですが、友人たちと休みが合えば一緒に走りにも行っています。県外に行っている友人も多くいますが、夏休みなどで帰省しているときはみんなで集まることもあり、楽しい休日を過ごしています。」
 
●やはり「人の温かさ」が一番好き
「須崎の好きなところは、やっぱり『人』がとても温かいところですね。全然知らない人でも明るく声をかけてくれたり、挨拶をしてくれたり、褒めてくれたり。そういう人の温かさも須崎の魅力に繋がると思います。」
 
●最後に一言!
 

 
「いつでもお店に来ていただいたら、温かい焼きたてパン(夕方前後まで(笑))と笑顔をご提供させていただきますので、ぜひご来店ください!お待ちしています!」
 
お忙しい中ご対応いただき、ありがとうございました!
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